Company

CEO Message

代表メッセージ

株式会社SpaceGrabは「3Dをインフラに」というVISIONを掲げ、2次元で発展を遂げてきた測量業界に対し爆発的な変革をもたらすという目的で2019年4月に設立しました。
また、社名であるSpaceGrabは私が創った造語であり“あらゆる空間（宇宙）をつかみ取る”という意味を込めております。

どの様なモノでも「つくる」には必ず構想を経て設計および施工（製作）という過程があり、必ず図面という“見える化”が必要となります。人類と共に図面の歴史を考えたとき、現在では当たり前であるパーソナルコンピューター（PC）が普及する以前は、当然紙とペンいわゆる手書きでした。その後PCの普及に併せてComputer Aided Design（CAD）を使用する事がスタンダードになった昨今、製造業では徐々に3次元が普及し始めた現在でも建設業の多くは未だ2次元図面を活用し続けているのが現状です。

我々SpaceGrabのサービスは建物、設備、地形などあらゆる対象物を3次元化する事で建築計画や修繕計画立案は勿論、災害に対する危険予知や防災対策など、今まで人の目や経験でしか判断し得なかった事柄をデータという根拠に基づいた判断に変える事ができ、結果、事前対策や短中期的なコスト低減に寄与する事が可能となります。
具体的には、災害多発地域の山林や河川、また歴史的重要文化財など既存の対象物をあらかじめスキャンおよびデータ化しておき、震災など有事を想定した防災シミュレーション制作、また対象物の修繕および補修計画などを立案する事が可能です。

そして、もう一つのサービスとしてこれらの3次元データを基にドローンや歩行ロボットを活用した自動点検サービスも展開しております。
特にインフラを担う原子力や火力、石油化学プラント保有のお客様、また橋梁や道路などの公共インフラにとって、故障や倒壊によるダウンタイムの長期化は社会的にも経済的にも死活問題となります。これらの対象物を技術者が常日頃から点検する事により、我々の生活は成り立っていますが、昨今の少子高齢化や労働人口減少により技術取得や継承が益々困難な時代に突入しています。我々SpaceGrabはロボティクスやAI、IOTいわゆるデジタルトランスフォーメーション（DX）を活用する事でこれらの社会問題を解決すると共に、人々の生活に豊かさを提供していきたいと考えております。

株式会社SpaceGrab
代表取締役　山口　寛

VISION

ビジョン

私たちSpaceGrabは、2次元図面と戦う全ての人に3次元（3D）とロボティクスを融合した新しい3D×Rソリューションを提供すると共に、過去（歴史）、現在、そして未来をDX化で飛躍させる最適なパートナーを目指します。